ただでは済まなかったペルー旅行(1日目)

2015年9月中旬、夫婦(夫30歳、妻28歳)にてペルーを訪問。南米というと地理的にも移動手段的にも日本人にはとっつきにくく、事前情報も限られている地域である。地球の歩き方やインターネット上の情報を頼りに計画を立て旅行を実行したが、困難に直面した場面が多々あり、これからペルー旅行を計画する旅行者のための情報提供として旅行記を記したい。

旅程

休暇が限られたサラリーマン故、旅程は以下のとおり。いつ倒れてもおかしくないスケジュール。

日程 行動 宿泊
1日目 18:30成田発-16:10ダラス着(AA60)
22:15ダラス発-翌5:19リマ着(AA980)
機内泊
2日目 8:05リマ発-9:15クスコ着(2I1181)
クスコ観光
クスコ泊
3日目 マチュピチュへ移動(バス+徒歩) マチュピチュ村泊
4日目 マチュピチュ観光
クスコへ移動(列車+バス)
クスコ泊
5日目 10:25クスコ発-11:45リマ着(2I1114)
リマ観光
リマ泊
6日目 7:30リマ発-15:00ナスカ着(観光バスCruz del Sur) ナスカ泊
7日目 ナスカ地上絵鑑賞
イカに移動(バス)
イカ泊
8日目 14:00イカ発-18:20リマ着(観光バスCruz del Sur) リマ泊
9日目 リマ観光
23:45リマ発-翌7:10ダラス着(AA988)
機内泊
10日目 10:40ダラス発-翌14:20成田着(AA175) 機内泊

突然の欠航

成田に着くと、アメリカン航空のチェックインカウンターでダラス-リマ便が欠航になった旨が告げられる。代替便として、ダラスからさらにマイアミで乗り継いでリマに半日程度遅れて着く便を提示されるが、それではリマの乗り継ぎに間に合わない。

アメリカン航空のスタッフが色々なところに電話したりして最終的に提案してくれたアグレッシヴな代替便が、以下のとおり。

  • 17:25成田発-同日11:25ロス・アンゼルス着(AA170)
  • 13:20ロス・アンゼルス発-23:45リマ着(LA601)

解説

  1. ロス・アンゼルス国際空港(LAX)の最低乗継時間は2時間。つまりそもそも規定を満たしてない謎の裏チケット。
  2. ロス・アンゼルス国際空港の入国審査は猛烈な混雑で悪名高い。最低乗継時間を満たしていても間に合わなかった先人たちが星の数ほどいる旅人の墓場。ダッシュ確定。
  3. 成田出発も元の便より1時間早い。成田でもダッシュ確定。
  4. リマへの到着が6時間ほど早く、当初予定の前日の夜のうちに到着となる。1泊余分に宿泊が必要。

乗り継ぎ時間の短縮

ここでアメリカン航空のベテラングランドスタッフから一つの提案が。曰く、ロス・アンゼルスで預けた荷物のピックアップと再チェックインが必要なため、すべて手荷物にすればかなりの時間が短縮できるとのこと。急遽成田の郵便局からバックパックに入っていたアーミーナイフとソーイングセットを自宅に送り返し、シャンプーを捨ててすべて手荷物とすることにした。

リマのホテルの確保

急いで出国を済ませ、出発ゲートに到着した時には搭乗開始の15分前だった。スマートフォンからExpedia経由で下記のホテルを予約し、メールでタクシー送迎の依頼をした。このメールへの返信はチェックできるか分からないが、当日リマの空港に迎えが来てくれることを祈った。

American Airlines

ロス・アンゼルスに到着、全然ExpressじゃないExpress Connection

ロス・アンゼルスに到着すると、職員がでかい声で壁を見ろ的なことを言っている。で、そこに貼ってあったのがこれ。

Express Connection Tag

なんでもこれがあれば優先的に入国審査できたりするらしい。なんだ、それなら楽勝じゃん。とそうは問屋は卸さない。待っていたのはExpress Connectionタグを持った人の長蛇の列。これじゃ乗り過ごすよね。一番やきもきしたのはアラブ系の入国審査。ほんとに一人5分ぐらい掛かってた。その後なんとか入国審査をクリアして、出発ロビーからセキュリティを通過、搭乗ゲートに着いたのが出発30分前だった。最初の難関を突破。

リマの到着を出迎える怪しいタクシードライバー

リマに到着した。入国審査を済ませ、ようやくホテルのエアポートピックアップの確認メールをチェックすることができた。タクシーの運転手が到着ロビーにプラカードを持って立っているとのこと。

到着ロビーでメチャクチャ怪しいプラカードを発見したのは妻だった。こういったプラカードには普通フルネームで名前が書いてあるものだ。しかしそれは、例えば私の下の名前が仮にタカシだとすると、”Takashi-san”とだけ書かれたものだった。Takashi-sanは日本にゴマンといる。この”Takashi-san”は私のためのTakashi-sanかもしれないし、別の人のためのTakashi-sanかもしれない。

が、こちらがプラカードに反応してしまったため、そのまま連れて行かれることになった。そして、シナリオ通りその男はカタコトの日本語を話すのである。終いには、私の父は日本人だ、私の名はハマダだ、などとのたまい始めるのである。これイカンやつや。怪しいところに連れてかれて身ぐるみ剥がされるやつや。半信半疑ではあったが、Expediaでのホテルの評価も申し分なく、他にどうすることもできないのでタクシーに乗り込んだ。スマートフォンでGPSを起動し、タクシーが向かう方角を確認した。1000%怪しすぎる男・ハマダは結果的に私達を安全にホテルまで運んだ。

トラブルに合わないために

慣れない外国で深夜にタクシーの乗った時など、ある程度はドライバーを信頼しなくてはならないが、果たして本当に目的地に向かっているのかどうか、不安になることがある。しかし、ほとんどの現代人がGSP付き小型コンピュータを所持していることを忘れてはならない。以下のiPhone、Androidアプリケーションは予め地図データを端末に保存し、ネットワークに接続できない場所でも地図に現在地を示すことができる。地図データはオープンソースのOpenStreetMapを利用。旅に必携されたい。

2日目につづく

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