古いMacBook Air (late 2010)をLinuxマシンにして復活させる(その他の修正)
MacBook Air late 2010 (MacBookAir3,1)がさすがに重いので軽量なLinuxマシンにして復活を試みる。 ディストリビューションはUbuntu Studio 18.10を選択。 インストール自体は普通に完了するが、いくつか修正すべきポイントがあるので触れておく。
テーマのインストール
デフォルトだとちょっと見た目がやぼったいので、フラットデザインなテーマをインストールする。
sudo apt install arc-theme
設定マネージャー
のウインドウマネージャー
と外観→スタイルタブ
で設定する。
アイコンのインストール
アイコンもちょっとカッコ悪いので別のをいれる。
sudo add-apt-repository ppa:papirus/papirus
sudo apt update
sudo apt install papirus-icon-theme
設定マネージャー
の外観→アイコンタブ
で設定する。
Dockのインストール
MacOSライクなDockをインストールする。
sudo apt install plank
設定マネージャー→セッションと起動→自動開始アプリーケーション→追加
でコマンド
に
plank
と入れれば自動起動するようになる。
コマンドランチャーのインストール
MacOSのSpotlight的なランチャーを入れる。
sudo sh -c "echo 'deb http://download.opensuse.org/repositories/home:/manuelschneid3r/xUbuntu_18.10/ /' > /etc/apt/sources.list.d/home:manuelschneid3r.list"
sudo apt update
sudo apt install albert
Plankと同様に設定マネージャー→セッションと起動→自動開始アプリーケーション→追加
でコマンド
に
albert
と入れれば自動起動するようになる。
グローバルメニューの導入
デフォルトではウインドウごとにメニューが出るようになっているが、Unityっぽく画面上部にグローバルメニューを表示するようにする。
$ sudo apt install xfce4-appmenu-plugin
$ xfconf-query -c xsettings -p /Gtk/ShellShowsMenubar -n -t bool -s true
$ xfconf-query -c xsettings -p /Gtk/ShellShowsAppmenu -n -t bool -s true
次に、設定マネージャー→パネル→アイテム
にAppMenu Plugin
を追加する。
もともとあったウインドウボタン
は消す。
すべて設定するとこんな感じになる。
CapsをCtrlキーにする
$ sudo vi /etc/default/keyboard
下記を追加。
XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"
日本語・英語入力をSuperキー(Commandキー)で切り替え
設定マネージャー→Fcitx 設定
で英語とMozcがある状態にする。全体の設定
タブでShow Advanced Options
をチェックし、入力メソッドをオンに
に右Super、入力メソッドをオフに
に左Superを割り当てる。
日本語以外の言語設定時の中華フォント回避
OSの言語を日本語以外に設定すると、日本語が中華フォントになる。 下記で回避できる。
$ vi ~/.profile
最後に以下を追加。
export FC_LANG=ja
home内のディレクトリ名を英語に変更
ドキュメント
、ダウンロード
など、ターミナルからディレクトリを見るときに不便なので英語名に変更する。
$ LANG=C xdg-user-dirs-update --force
すでに元のディレクトリにファイルがある場合は、自動では移行されないので自分でやる。
ブルーライトカットの導入
$ sudo apt install redshift
設定は下記ファイルに記述する。 書き方は上記、本家サイトを見る。
$ vi ~/.config/redshift.conf
[redshift]
temp-day=5500
temp-night=3700
transition=1
gamma=1.0:1.0:1.0
location-provider=geoclue2
adjustment-method=randr
最後に
これで大分快適に使えるようなった。 OSが軽いのはいいけど、結局Webブラウザとかサイトが重いのであんま復活した感ない。