ただでは済まなかったペルー旅行(5日目)
2015年9月中旬、夫婦(二十代後半)にてペルーを訪問。南米というと地理的にも移動手段的にも日本人にはとっつきにくく、事前情報も限られている地域である。地球の歩き方やインターネット上の情報を頼りに計画を立て旅行を実行したが、困難に直面した場面が多々あり、これからペルー旅行を計画する旅行者のための情報提供として旅行記を記したい。
旅程は1日目参照。
高地を去る
今日で山岳地帯を去ることになる。高山病にこそならなかったが、とにかく駆け足だったので、日程に余裕があればクスコにもう一日ぐらい滞在してもよいと思った。クスコ空港から首都リマへ向かう。
当たり前のように欠航、国内便
予めホテルにタクシーを呼んでもらって空港に移動。料金は25ソル。
チェックインカウンターに行くと乗る予定だった便は当たり前のように欠航。もうトラブルには慣れたので動じない。結局予定より1時間遅い11:30発の便に振替になった。空席があったからいいものの、満席だったら最悪翌日の便、なんて可能性もあったかもしれない。
リマ空港から市街地へ
久々に低地にやってきた。ここからは空気を気にすることなく自由に動ける。エアポートタクシーでそのまま市街地に直行するのも味気ない。地球の歩き方に路線バスで格安に市街地に行けると書いてあったので挑戦することにした。路線バスに乗るには、空港から徒歩で出なければならない。到着ロビーから外に出たら左に進む。だいたい道なりに行けば5分くらいで出られる。リマ空港は大した広さではない。
さて、空港を出てバス停はすぐ見つかったのだが、目的地・ミラフローレス行きのバスはどれなのか全然わからない。来たバス来たバスにミラフローレス行きか訪ねても全部No。そうしてるうちに、バス停にいたおじさんがミラフローレス行きのバス停はあっちだ(とスペイン語で言っていたと思う)と教えてくれた。そっちに行っても結局ミラフローレス行のバスはわからず、結局流しのタクシーを拾った。ミラフローレスまで25ソル。エアポートタクシーが45ソルなので、まあ結果的には安く済んだ。
タクシーからの風景。カラッと乾いた気候、空と海の青が最高に気持ちいい。
新市街、ミラフローレス
リマの宿はミラフローレス地区に取った。ミラフローレスはいわば、海外企業の駐在員が住んでいるような地域。治安は良い。地球の歩き方にもあまり詳しい情報はないが、宿で聞いたり、実際に回ったりして集めた情報は下部の地図の通り。
泊まった宿はB&B Miraflores Wasi Independencia。1日目のリマ空港近くのホテルと同系列で英語が通じる。宿の周りの店の情報や、タクシーの手配も快くしてくれた。難点を上げるとすれば、ホテルの場所がわかりにくいのと、ホテル自体の作りがちゃちめなので1階の部屋だとフロントの声がうるさい。
宿に着き、溜まった洗濯を済ませた頃には16時を回っていたので、この日は周りを少し散策し、ご飯を食べて帰ってくることにした。
ホテルB&B Miraflores Wasi Independenciaのエントランス。もはや民家。
ミラフローレスの路地。治安良好。
ミラフローレスのダイニング
ミラフローレスのバーストリート。レストランに困ったらとりあえずここ。通りの端から端までレストランが並んでいる。場所は以下の地図参照。
店はこんな感じ。
高地では禁酒していたのでここで初めての乾杯。ビール(クスケーニャ)とペルー名物のピスコサワー。
ペルー料理のアロス・コン・マリスコス(Arroz con Mariscos)。言ってみればシーフードリゾットだがこれはうまい。ぜひ食すべし。