November 9, 2015

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ただでは済まなかったペルー旅行(6日目)

ただでは済まなかったペルー旅行(6日目)

2015年9月中旬、夫婦(二十代後半)にてペルーを訪問。南米というと地理的にも移動手段的にも日本人にはとっつきにくく、事前情報も限られている地域である。地球の歩き方やインターネット上の情報を頼りに計画を立て旅行を実行したが、困難に直面した場面が多々あり、これからペルー旅行を計画する旅行者のための情報提供として旅行記を記したい。

旅程は1日目参照。

バスでナスカへ

リマには昨日着いたばかりだが、もう別の町に移動なのである。改めてこの旅は日程が鬼畜すぎる。考えたの自分だけど。

さて、ナスカにはペルーで最も信頼の置けるバス会社の一つであるクルズ・デル・スール(Cruz Del Sur)を利用する。専用のバスターミナルがミラフローレスの北、サン・イシドロの東にある。ナスカまでは7時間半掛かるため、なるべく朝の早い7:30の便をWebサイトから予め予約した。スタンダードシートで一人73ソルだった。時間によって料金は異なる。ミラフローレスのホテルB&B Miraflores Wasi Independenciaで前日にタクシーを予約した。ホテルから10分ほどでバスターミナルに到着した。タクシー代は14ソル。

Cruz Del Sur Bus Terminal in Lima

このような立派なターミナルである。

Cruz Del Sur Bus Terminal in Lima

専用の荷物のチェックインカウンターもある。バスに乗る前に簡単な手荷物検査があるので、刃物等持っている場合には預けること。

Cruz Del Sur Bus Terminal in Lima

ここから乗る。

車内はそんなに新しくなかったが、シートはまあまあ広く、レッグレストが付いている。乗るとすぐにサンドイッチとりんごが出てきた。車内には添乗員が常駐し、英語が通じる。

やっぱり長い、ナスカへの道

Pan-American Highway

パンアメリカンハイウェイをずっと南下していく。始めは海岸線の道だが、

Pan-American Highway

すぐにこんな砂漠に。

Vineyard on Pan-American Highway

途中にはぶどう畑が。リマの南、ピスコ周辺は、同じ名前のピスコ(ぶどうを原料とする蒸留酒)の生産地がある。バスはピスコから程ないパラカスで一旦停止。ここで乗客の半分近くが降りた。みんなナスカに行くんじゃないのか…

パラカスに次いでイカに停車。また乗客が減る。ナスカに着いたのは15:30、予定より30分遅れで到着した。バスで昼食は出なかった。途中で買うところもないのでなにか持って行ったほうが良い。

観光地?ナスカ

バスから降りるとすぐナスカの地上絵のフライトツアーの客引きがやってきた。70ドルとか言ってたけどここでは無視。まずはホテルに向かう。

Nasca Main Street

ナスカのメインストリート。これはこれまでの町と違うぞ。観光客が全然いない。観光客どころか現地人の人通りもまばら。ナスカは首絞め強盗が多いらしいがこんなんじゃ強盗にも遭いますよ。

Nasca

予約したホテルAnccalla Innはメインストリートから2本外れたところにある。で、2本外れるとこんな感じ。ほとんど人も車も通らない。ナスカのホテルならメインストリート沿いに取ったほうがいい。ホテルについてはスタッフのおばさんが非常に愛想が良く好印象だったが、予約を忘れられてたり、自分たち以外に客がいなかったりしてどうなんだろうか。観光地として破綻してるんじゃ…ホテルではツアーの予約ができたので、ここで予約。予約したツアーの内容は7日目参照。

Nasca Armas Place

ナスカの中央広場。人々はここにいたのか。でもやっぱり観光客はあまりいない。

Nasca La Maison Blanche

夕食はメインストリート沿いのお洒落風なカフェにした。値段も手頃でおいしく、店員の愛想もよかった。店内の写真を撮るのは忘れた。治安がやばそうだったので、早めの夕食とし19:30にはホテルに戻った。