January 14, 2018

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Wine環境にWaves CentralからWavesプラグインをインストールする

Wine環境にWaves CentralからWavesプラグインをインストールする

注:Wine環境にWavesプラグインをインストールするのは成功したが、Wine上でWavesプラグインを動作させるには至っていない 2019年1月追記:Wine環境でWavesプラグインを動作できるようになった。 記事はここから。

動作環境

  • Ubuntu Studio 17.10
  • Wine staging 2.21
  • Waves Central 1.3.5.5

2018年1月現在、Wine stagingブランチのみで動作を確認。 stableやdevelopmentブランチでは動かない。 Wineのアーキテクチャは64bitのみで確認。

Waves Centralのインストール

Wavesサイトよりダウンロードして普通にインストールする。

そのまま普通にWaves Centralを起動してプラグインをインストールしようとしても以下のようなエラーになる。

waves error

エラーを回避するには以下の手順が必要。

  1. robocopyのインストール
  2. 環境変数の追加

robocopyのインストール

Wineではデフォルトでrobocopyコマンドがインストールされていない。 これを手動でインストールする。 インストールファイルは以下にある。 https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=17657

環境変数の追加

Windowsでは通常デフォルトで設定されている環境変数がWineでは設定されていないものがある。 これを手動で追加する。

wine regedit

HKEY_CURRENT_USER\Environmentあたりに下記の環境変数を定義する。

NameData
COMMONPROGRAMFILES(X86)C:\Program Files (x86)\Common Files
PROGRAMFILES(X86)C:\Program Files (x86)
PUBLICC:\users\Public

これでWavesプラグイン自体はインストールできるようになるが、 プラグイン自体の動作のさせ方は未だ不明。