Wine環境にWaves CentralからWavesプラグインをインストールする
注:Wine環境にWavesプラグインをインストールするのは成功したが、Wine上でWavesプラグインを動作させるには至っていない
2019年1月追記:Wine環境でWavesプラグインを動作できるようになった。
記事はここから。
動作環境
- Ubuntu Studio 17.10
- Wine staging 2.21
- Waves Central 1.3.5.5
2018年1月現在、Wine stagingブランチのみで動作を確認。 stableやdevelopmentブランチでは動かない。 Wineのアーキテクチャは64bitのみで確認。
Waves Centralのインストール
Wavesサイトよりダウンロードして普通にインストールする。
そのまま普通にWaves Centralを起動してプラグインをインストールしようとしても以下のようなエラーになる。
エラーを回避するには以下の手順が必要。
- robocopyのインストール
- 環境変数の追加
robocopyのインストール
Wineではデフォルトでrobocopyコマンドがインストールされていない。 これを手動でインストールする。 インストールファイルは以下にある。 https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=17657
環境変数の追加
Windowsでは通常デフォルトで設定されている環境変数がWineでは設定されていないものがある。 これを手動で追加する。
wine regedit
HKEY_CURRENT_USER\Environment
あたりに下記の環境変数を定義する。
Name | Data |
---|---|
COMMONPROGRAMFILES(X86) | C:\Program Files (x86)\Common Files |
PROGRAMFILES(X86) | C:\Program Files (x86) |
PUBLIC | C:\users\Public |
これでWavesプラグイン自体はインストールできるようになるが、 プラグイン自体の動作のさせ方は未だ不明。