January 26, 2019

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古いMacBook Air (late 2010)をLinuxマシンにして復活させる(その他の修正)

古いMacBook Air (late 2010)をLinuxマシンにして復活させる(その他の修正)

MacBook Air late 2010 (MacBookAir3,1)がさすがに重いので軽量なLinuxマシンにして復活を試みる。 ディストリビューションはUbuntu Studio 18.10を選択。 インストール自体は普通に完了するが、いくつか修正すべきポイントがあるので触れておく。

テーマのインストール

デフォルトだとちょっと見た目がやぼったいので、フラットデザインなテーマをインストールする。

Arc

sudo apt install arc-theme

設定マネージャーウインドウマネージャー外観→スタイルタブで設定する。

アイコンのインストール

アイコンもちょっとカッコ悪いので別のをいれる。

Papirus

sudo add-apt-repository ppa:papirus/papirus
sudo apt update
sudo apt install papirus-icon-theme

設定マネージャー外観→アイコンタブで設定する。

Dockのインストール

MacOSライクなDockをインストールする。

Plank

sudo apt install plank

設定マネージャー→セッションと起動→自動開始アプリーケーション→追加コマンド

plank

と入れれば自動起動するようになる。

コマンドランチャーのインストール

MacOSのSpotlight的なランチャーを入れる。

Albert

sudo sh -c "echo 'deb http://download.opensuse.org/repositories/home:/manuelschneid3r/xUbuntu_18.10/ /' > /etc/apt/sources.list.d/home:manuelschneid3r.list"
sudo apt update
sudo apt install albert

Plankと同様に設定マネージャー→セッションと起動→自動開始アプリーケーション→追加コマンド

albert

と入れれば自動起動するようになる。

グローバルメニューの導入

デフォルトではウインドウごとにメニューが出るようになっているが、Unityっぽく画面上部にグローバルメニューを表示するようにする。

$ sudo apt install xfce4-appmenu-plugin
$ xfconf-query -c xsettings -p /Gtk/ShellShowsMenubar -n -t bool -s true
$ xfconf-query -c xsettings -p /Gtk/ShellShowsAppmenu -n -t bool -s true

次に、設定マネージャー→パネル→アイテムAppMenu Pluginを追加する。 もともとあったウインドウボタンは消す。

xfce-panel-global-menu

すべて設定するとこんな感じになる。

xfce-desktop

CapsをCtrlキーにする

$ sudo vi /etc/default/keyboard

下記を追加。

XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

日本語・英語入力をSuperキー(Commandキー)で切り替え

設定マネージャー→Fcitx 設定で英語とMozcがある状態にする。

fcitx-language-list
全体の設定タブでShow Advanced Optionsをチェックし、入力メソッドをオンにに右Super、入力メソッドをオフにに左Superを割り当てる。

日本語以外の言語設定時の中華フォント回避

OSの言語を日本語以外に設定すると、日本語が中華フォントになる。 下記で回避できる。

$ vi ~/.profile

最後に以下を追加。

export FC_LANG=ja

home内のディレクトリ名を英語に変更

ドキュメントダウンロードなど、ターミナルからディレクトリを見るときに不便なので英語名に変更する。

$ LANG=C xdg-user-dirs-update --force

すでに元のディレクトリにファイルがある場合は、自動では移行されないので自分でやる。

ブルーライトカットの導入

Redshit

$ sudo apt install redshift

設定は下記ファイルに記述する。 書き方は上記、本家サイトを見る。

$ vi ~/.config/redshift.conf 
[redshift]
temp-day=5500
temp-night=3700
transition=1
gamma=1.0:1.0:1.0
location-provider=geoclue2
adjustment-method=randr

最後に

これで大分快適に使えるようなった。 OSが軽いのはいいけど、結局Webブラウザとかサイトが重いのであんま復活した感ない。